高齢母と娘のオランダ・ベルギー、ふたり旅 11日間

高齢母(リウマチの為、あまり歩けない)との旅日記。何とか無事に帰って来ました。

<旅行先とスケジュールを考える>

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母親のリウマチが発覚して7年、リハビリを繰り返し、何とか歩けるようになった今、年齢的なことを考えても海外旅行に連れて行くのは今しかない!と思い、旅行先の選定を始めたのは6月。選定にあたって気を付けた点は以下の通りです。

 

1、安全な国、街であること(スリや盗難も比較的少ないところ)。

2、移動を少なくして連泊をメインにすること。

3、街がコンパクトで、宿泊先から見どころ(観光場所)に行きやすいこと。

4、タバコが吸いやすいこと。(路上やお店の外でなら、容易に喫煙できること)

5、2-3時間観光したら、一旦ホテルに帰り、数時間の休憩を取れること。

6、なるべく荷物を少なくして身軽に旅行できること。

 

母親と私の興味も考慮した上で、上記の点が満たされている国・・・と考えた時にふと思いついたのは、オランダ・ベルギーでした。 私は20年前にツアーで訪れたことがあるのですが、母親は行ったことがありません。 私の記憶ではスペインやイタリアなどの観光地と比べて、スリや盗難などの心配も少ないはず。 

 

アムステルダムブリュッセル2都市のみに連泊しながらも、日帰りで別の都市の観光もできるなど、ゆったりとしながらもバラエティに富んだ旅を組み立てられる。喫煙に関してもわりと寛容なようで、外であれば気軽に喫煙できそう・・・。

 

場所が決まれば、旅行日程の決定。 暑い真夏を避けつつも、まだ夏の余韻が残っている9月1日の出発に決定しました。 調べたところ、9月初めは最高気温18~20℃、最低気温11~13℃。 一日の寒暖差が激しいので、薄手のコートが必要と思われましたが、まさにこれが好都合。 肩かけバックの上からコートを着れば、スリや盗難の防止になり、安全面の心配がかなり和らぎます。 女性ふたり旅、特に高齢者の母親は、スリから見れば格好の餌食だと思うので、安全面がアップするのは何よりうれしいこと。

 

ざっと旅程を考えました。

 

                           <ブリュッセル宿泊>

 

この日程だと、宿泊地は2か所で済みます。 また母親の体調の変化に応じて、観光場所はいくらでも変更できます。 ブリュージュアントワープは、それぞれ日帰り列車の旅の予定ですが、切符は現地購入なので、体調により日程も変えられますし、体調が優れなければ、ずっとブリュッセルでのんびりしていても良いと思いました。

 

これくらいフレキシブルに対応できる旅程なら、何があっても対応できると思いました。母親にとってもプレッシャーにならず、良かったようです。