高齢母と娘のオランダ・ベルギー、ふたり旅 11日間

高齢母(リウマチの為、あまり歩けない)との旅日記。何とか無事に帰って来ました。

<航空機、ホテル、高速列車タリス、海外保険の予約>

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早速旅行会社に相談に行きました。

今回、旅行会社で手配をお願いしたいのは、航空機、ホテル、そしてアムステルダムブリュッセル間の高速列車タリス、そして海外保険。 

 

1.航空機の予約

 

オランダINのブリュッセルOUTということで、KLMオランダ航空に決まりました。 KLMは出発30時間前からネットでチェックインができること、その際に座席の予約が無料でできることなどをききました。 またエコノミーの中でもいくつか座席の種類があり、有料で予約可能とのことでした。 ただし、有料分の座席の予約は旅行会社では受け付けられないとのこと、まずは旅行会社で入金、発券し、その発券番号をもってKLMのHPへ行き、直接有料席を予約し、カード支払い・・・の流れとなるとのこと。 

 

良いことをきいたので、早速KLMのHPを確認したところ、普通のエコノミー席より、座席の間隔が10cm、リクライニングが2倍の「エコノミーコンフォート」という席があることを知りました。 エコノミー症候群を心配していた母親にはちょうど良い席だと思い、発券後、直接予約をしました。 片道25,000円弱(時期やタイミングで価格が違うそう)で買える快適さ。  

足の悪い母親が、到着後も元気に歩きまわれたことを思うと、足の悪い方には是非お勧めしたい席です。(特にリクライニングの角度が2倍だったのは快適でした)

 

2.ホテルの予約

 

さて、次にホテルについてですが、4つ星クラスにしたいこと、足が悪いので観光に便利なところで、疲れたらすぐに部屋に戻ってゆっくりできる距離のところなど、状況を説明しました。

担当の方がアムステルダムブリュッセルに詳しい方で、母親の状況と旅の日程を考慮して、アムステルダム中央駅とブリュッセル中央駅にとても近い、下記のふたつのホテルを進めてくれました。

 

 

これが本当に正解でした。 バルビゾンパレスもヒルトンも、各中央駅に近くて移動に長けているだけでなく、街の中心の広場(アムステルダム→ダム広場)、(ブリュッセル→グランプラス)にとても近い為、観光の合間に、一旦ホテルで休憩することもできました。 母親だけでなく、私も身体を休めることができて、エネルギーの補給もできました。

担当者の方が強くお勧めしてくれたので、助かりました。

 

予約の際にビュッフェ朝食付きにしてもらいましたが、これも正解でした。特にバルビゾンパレスの朝食は評判が良く、始めから朝食付きで予約するとかなり割安でした。

朝が苦手な私は、朝食を飛ばして昼食と夕食だけで良いのですが、朝が早い母親には、朝食がかかせません。 毎朝外でその朝食べるものを物色して歩いては、それだけで疲れてしまうので、朝からゆったりリッチな気分でスタートできることで、身体も心の余裕も違いました。 高齢の方をお連れする場合は、朝食付きがお勧めです。 

なお、私たちは観光場所も少ないゆったり型の旅なので、朝から1時間半もかけてビュッフェを楽しみました。

毎朝9時にレストランに行って10時半頃部屋に戻り、それから準備をして部屋を出るので、お昼前に観光開始・・・という何とものんびりな行程となりましたが、その余裕のあるスケジュールのおかげで母親の体調がもったのではないかと思っています。 ちなみに朝食に食べ過ぎて、昼食を取る余裕がなくなった為、その分の時間も節約できました。

(経済的にもお得です・・・でも現地のレストランでいろいろ食べてみたい!という方には夕食だけでは物足りないかもしれないですね)

 

3.高速列車タリスの予約

 

最後の予約は、高速列車タリス。 のんびりチェックアウトをしたいので、出発はお昼頃と考え、「12:17 アムステルダム発 → 14:08 ブリュッセル着」の2等車の予約をお願いしました。(2等車でも十分快適です!) ちょうど割引率の高い便だったので安く予約することができ、大満足でした。

 

4.海外保険の申し込み

 

ちなみに海外保険のことですが、AIU保険で申し込みました。 母親の持病の告知をした場合、せっかく保険をかけても現地での保証に影響があるのか心配でしたが、AIU保険は短期旅行に持病の告知義務はないとのこと。 例え現地で持病の悪化による入院があった場合も保証が可能とのこと、安心しました。 もしかしたら他の保険会社も同じような条件のところがあるかもしれませんが、とりあえず老舗のAIUを選びました。

(あくまで母親の事例を書きましたが、とても大切なことですので、ご検討の際はご自身でAIUに直接ご確認お願いいたします!)

 

最近は旅行会社に頼まなくても、ネットで航空機やホテル、列車の予約が自由自在の時代です。 でもあえて手数料がかかっても旅行会社で予約するのは、やはり現地での知識がもらえること、そして万が一何かあった時、窓口が統一されているのは安心なものです。 今回は特に母親が一緒なので、出来る限り安全で効率の良い旅にしたいと考えていたので、

旅行会社にまとめて手配してもらって良かったと思います。

 

そんなこんなで予約は完了。 

母親も病院で最終チェックをし、旅行に出かけてもOKが出ました。 念の為、英語でリウマチは何と言うかを確認し、現地で何かあっても、持病と服用している薬を伝えられるようにしました。 あとは体調を整えて出発を待つばかり。

 

では、早速旅程に沿って、旅の報告をしていきたいと思います。