高齢母と娘のオランダ・ベルギー、ふたり旅 11日間

高齢母(リウマチの為、あまり歩けない)との旅日記。何とか無事に帰って来ました。

<第一日目: 9/1(金)>  成田出発。

日暮里から京成スカイライナーにて、成田空港第一ターミナルより出発。

事前にネットでチェックインを済ませていましたが、出発の2時間前、08:30AMには空港に到着しました。 早速、KLMオランダ航空のカウンターへ。荷物も預けて、両替に向かいました。 

私が両替をしたのは千葉銀行三菱銀行がレートが良いという噂もありますが、同じ空港内ではそれほど変わらないのでは・・・と思い、KLMのカウンターから近い千葉銀行で両替しました。 その日の両替は、約134円→1ユーロくらいでした。

現地での両替はかなりレートが悪いとのこと、また基本的にクレジットカードは使いたくない派なので、余裕を持って両替、20万円→1,490ユーロになりました。

 

*ちなみに帰国時にオランダのスキポール空港でレートを確認したところ、約150円→1ユーロでした。 両替日が違うものの、あまりにレートが悪いのでびっくり。 

当然ユーロ→円もレートが悪いです。 スキポール空港では1ユーロ→110円でしたが、成田空港に到着して両替したところ、1ユーロ→124円でした。(どの銀行もほぼ同額でした)

やはり両替は、行きも帰りも日本の空港をお勧めします。

 

両替も済んで、母親も空港の外での喫煙を済まし、さてゆっくり出国手続に入ろうとしたところ、ぱっと眼に着いた「ライターは、預け荷物厳禁! 必ず手荷物で!」の文字。

うっかりライターをスーツケースにいれたまま、預けてしまったことを思い出しました。

今更カウンターに言ったところで、もう荷物は飛行機の方に運ばれているはず。

慌てて出国手続を済ませて、出発ゲートに向かいました。 ゲートでライターをスーツケースに入れてしまったことを伝えると、「特にお名前の呼び出しがなければ大丈夫です」とのこと。航空会社の方で、スーツケースに確認したい荷物がある時は、出発カウンターおよび放送で名前が呼ばれるようです。 今回、私たちは特に名前が呼ばれなかったので、確認不要とのことでした。 

火気厳禁は知っていましたが、ライターに関してはあまり注意を払っていませんでした。 

うっかりライターをスーツケースに入れてしまう人は他にもいると思ったので、それほど心配しませんでしたが、あとあと、例えば到着後のスキポール空港などで問題があったら嫌なので、出発カウンターで確認しましたが、大丈夫だと言われてほっとしました。

けれど基本的には火器厳禁なので、次回は絶対ライターはスーツケースに入れないように十分注意したいと思います。 勉強になりました。

 

タバコですが、慌てて免税で購入しました。 旅行会社から5%のサービス券をもらっていたこともあり、1カートン=2,800円くらいで購入できました。 1箱=240円弱なのでやはり免税は安いです。 ちなみにベルギーで購入しようとしたところ平均的なタバコで8ユーロ、約1,000円もしました。 喫煙者はなるべく日本から持っていった方がよいと思います。

 

いよいよ飛行機内へ。 やはり「エコノミーコンフォート」の席は快適でした。足もゆったり伸ばせました。 ただ足置きがないので、手荷物を平らにして足を乗せるようにしたら快適でした。 リクライニングも十分倒れて、よく寝て映画も堪能しました。 母親はうれしいことにとても元気で、食事を平らげただけでなく、夜中にはカップラーメンもいただきました(乗務員に言ってカップラーメンがもらえます)。

 

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エコノミーコンフォート・・・男性でも余裕

 

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母の足元もこんなにゆったり・・・

 

そして現地時間、15:10、アムステルダム・スキポール国際空港に到着しました。

母親の足も問題なく動き、元気もあったのでほっとしました。 早速、入国手続きとスーツケースのピックアップへ。 空港内や空港のまわりはスリや盗難が多いとのこと、肩から下げたハンドバックの上に秋コートを着て前を止めます。 また大きな手荷物はスーツケースに入れ直して、はみ出た分は、日本から持参したスーパーのようなどうでもよい袋に入れました。

 

過去に海外に住んでいたことがあるのですが、その際の経験でスーパーの袋は狙われにくいということを知っていたので、早速防御態勢に入ります。 かつ、スーパーの袋に入れたのは、万が一ひったくりにあっても良いようなティッシュ類など、どうでも良いものばかり。 これで注意を払うのはスーツケースだけで済みます。

自分でも過剰なくらいの気を付け方ですが、過去にスペインなどで数回ひったくりに合い、恐ろしい目にもあっていたので、ついつい防御に力が入ります。

 

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スキポール空港前で

 

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ひまわりのお出迎え

 

いくらなんでも、これで大丈夫!というところで、ゆっくり歩く母と歩みを合わせて、空港の外へ出ました。 向かうは、アムステルダム中央駅近くのホテル。 スキポール空港の地下からすぐに電車に乗れて20分くらいで中央駅に着くとのこと、普通は電車を選ぶと思いますが、母親の体力と安全面を考えると、まずはタクシーで向かうことにしました。

ホテルは中央駅の近くと行っても、運河を越えて5分は歩くよう。 スーツケースを引き摺りながら、ヨタヨタ歩く母と私の姿を想像すると、電車は疲れるように思いました。 今回は母親の体調と安全が最優先。 よってとても割高ですが、タクシーを使うことにしました。

 

約30分、68ユーロで到着(普段は50~55ユーロくらいで到着するようですが、最短の道が工事中とのこと。高くなることは乗車時にきちんと運転手さんから説明がありました。

Google Mapを見せながら、道を説明し、金額もきちんと事前に教えてくれたので、とても誠意あり、安全なタクシーだと思いました)

 

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アムステルダム中央駅

 

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聖ニコラス教会(左)とNHバルビゾンパレスホテル(右奥)

 

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NHバルビゾンパレスホテル



アムステルダム中央駅前のNHバルビゾンパレスホテルに到着。

ロビーはモダンで天井も高く、清潔な印象。 部屋も明るく、快適でした。

 

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NHバルビゾンパレスホテルのロビー

 

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私たちの宿泊した部屋

 

チェックイン後、ひと息つき、早速外へ。

ホテルの賑やかな裏通りを歩いていたら、いつのまにか飾り窓地区へ。

多くの観光客が行き交っていて、危険な香りはしませんでした。

運河を眺めながら、カフェラテを飲んで休憩。 

夜はステーキを食べて大満足の初日でした。

 

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飾り窓地区の運河

 

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ステーキ、おいしいね