<第八日目: 9/8(金)> アントワープ観光。
今日はアントワープへ日帰り旅行。
朝食ビュッフェでは、ワッフルとオムレツを特別に頼みました(スタッフの人に言うと作りたてを持ってきてくれる)。
食べ終わると早速、ブリュッセル中央駅へ。 やはり駅前のホテルは本当に楽です。
昨日のように窓口へ行って、今度はアントワープまでの往復チケットを購入。 母親はシニア料金で、6.20ユーロ。 私は15.20ユーロ。
次のICのホームと出発時間を教わります。
日はあいにく朝から雨天。今回の旅行で初めての雨で、結構肌寒い。 かなり着こんで来ました。
約50分でアントワープに到着。
アントワープ中央駅は、国の重要文化財というだけあって、アンティークで素敵な駅でした。 先日もここアントワープでテロがあり(兵士が襲われた)、やはり駅構内も二人組の兵士のパトロールを見ました。 こうして頻繁に兵士や警察官を見ると、テロがあったことを思い出しますが、逆に安心感もあります。
アントワープ中央駅からは地下を走るトラム「プレメトロ」に乗車、中心の広場へ向かいます。 中央駅の地下にあるStation Diamant から9番か15番のLinkeroever行きに乗って、3つ目のStatin Groenplaatsで降りる・・・すべてガイドブック記載の通りで、迷わず行けました。
ちなみにプレメトロのチケットは、ホームにある改札機で買います。 英語表示にして、1時間券、3ユーロのチケットです。 チケットといってもパスモのようなカード。 車内で刻印をして乗ります。 これで1時間以内はまた乗車できるようですが、1時間では観光は終わらないので結局1回券と同じですが。
Statin Groenplaatsで降りると、地上へ。「グランバザー」というショッピングビルでトイレへ行ってから、裏口を出てフルン広場へ。 そこにはルーベンスの像がありました。 フルン広場の先に、今回の目的地、「ノートルダム大聖堂」があります。
ノートルダム大聖堂といえば、「フランダースの犬」のネロが最後に見たかったルーベンスの絵があります。
中に入るとちょうど特別展「リユニオン展」をやっていて、フランス革命以前に大聖堂の所有で今は王立美術館に展示されている絵が数十枚、展示されていました。
その絵を見ながら奥へ行くと、ルーベンスの三部作、「キリストの昇架」、「キリストの降架」、「マリアの被昇天」がある。 ネロが見たかったのは「キリストの降架」。
ゆったり見学した後、大聖堂を出ると、そこにかわいらしい「ネロとパトラッシュ」の像。 ちょっとイメージが違う気もしますが・・・。
その後、街の中心部、マルクト広場へ。 中央には噴水があり、アントワープ(アント=巨人の手、ワープ=投げる)の由来となった物語の像があります。
広場のテラスでお茶をしたものの、小雨の中、かなり寒くなってきたので、屋内でトイレが1階の別のカフェを探します。 かわいいイタリアンレストランにてホットミルクを飲み、冷えた身体を温めました。
ほっとしたところで、プレメトロに乗り、アントワープ中央駅へ。 ICに乗り、無事にブリュッセル中央駅に戻って来ました。
今日も何とか無事終了。母親の体調も大丈夫のようです。
明日は、今回の旅の観光、最終日となります。