<第九日目: 9/9(土)> 最後のブリュッセル観光。
今日はベルギー最後の日。 朝から雨が降ったり止んだり。
まずは午前中、中央駅の裏側に回って、ロワイヤル広場へ。 その裏にある王宮へ向かいます。
中央駅裏に入ると雨脚が激しくなってきていました。 王立図書館と王立美術館が並ぶところのアーケードを抜けてロワイヤル広場に着く頃には、雨はピークに。 王宮横に着くものの、雨が激しく、風も強く、外からの写真が取れない模様。
王宮横に入り口があるのを発見。 そこはベルギーの歴史や歴代の王の治世を知ることができる「ベルヴェ博物館」でした。
その館のハガキや本などが売っているショップに入っていくと、その左奥にテーブルが並んでいました。 更に奥にカフェもあります。 特に何も買っていなくても座っているひとが多くいるので、座らせてもらうことに。 雨に打たれた中庭の緑と、ガラス天井から除く曇り空のコントラストが美しかったです。
ここは休憩所として穴場かもしれません。 おかげで雨が弱まるまでの束の間、ほっとすることができました。
そして雨がやんだ瞬間をねらって、外へ。 王宮の写真を撮影しました。 あと数日早くベルギーに来れていれば、夏の間の王宮の開放日に間に合ったのですが、残念ながら間に合わず。
その後、一旦ホテルに帰って休憩。 最後の日ではありますが、寒さと雨でびしょぬれな身体を温めるのに、しばらくの休憩が必要でした。
午後、最後のグランプラスへ向かいます。 グランプラスのギルド内のカフェ、「ル・ロワ・デスパーニュ(Le Ray d’Espage)」へ。 暖かい室内から窓越しに美しいグランプラスが見えました。
その後、チョコレートなど最後のお土産を買い、少し早目の夕食へ。 食べたいレストランがテラスのみしか席がなかった為、別のレストランを探すことに。
結局、アゴラ広場に戻ってカフェレストラン「Le Faucon」に入りました。
食べたかった名物「牛肉のビール煮」、そして母親の好きな「ラザーニア」を注文。 これが本当においしく、最後の晩餐にはふさわしいものとなりました。 そしてトイレも1Fに。 ここでだったら、もう一食くらい食べてもよかったかもしれません。
思いがけず、思い出深い最後の晩餐になりました。 雨上がりの夕暮れの中、ゆったりとホテルへ戻ります。
もう恐らく、ベルギーに来ることもないかと思います。 それでもこれほど何度もグランプラスに足を運び、好きに歩きまわれたので、とても身近な国に思えることをうれしく思います。 そして最後の夜を迎えて就寝。
明日、日本へ帰ります。